- パーマ | 2018.10.20
パーマでもう失敗しない、スグ決まる♪美容師直伝!パーマスタイルで人生を楽しむ秘訣
「毎朝、コテで巻く時間がない!」
「不器用でコテを使うのが苦手」
「髪が柔らかすぎて、ペタンとしてしまう・・・」
「パーマをかけたいけど、髪へのダメージが気になる・・・」
パーマをかけるかどうかってすごく悩みますよね・・・。
でも、パーマの正しい知識を知れば、髪の悩みが解決できますよ!
というわけで、こんにちは。
昔パーマをかけてヘンな髪型になってしまって以来、ストレートのヘアドレ編集部の堀内です。
みなさんの中にも、「もうパーマなんて絶対イヤ!」とトラウマになってしまった方も少なくないのではないでしょうか?
でも正直、毎日コテで巻くのは面倒なんですよね・・・。
そこで今回、「失敗しないパーマ特集」として、プロの美容師さんに取材してきました!
今回の記事では、あまり知られていないパーマのメリットをはじめ、パーマを失敗しないためのポイントや、パーマを長持ちさせるためのヘアケアまで紹介します。
この記事を読めば「ラクなのにぐっとキレイになれる」パーマスタイルの秘訣が全てわかりますよ!
ぜひ、最後までチェックしてくださいね。
それでは、まいりましょう!
1.こんな人にオススメ!パーマでスタイリングがラクに
今回取材に協力してくださったのは、ヘアドレ認定美容師の中多 昭雄さん(Befine coo AVEDA副店長)。
そもそもパーマはどんな人にオススメなのかを聞きました。
中多 昭雄Befine coo AVEDA (ビファインクー アヴェダ)副店長 美容師歴12年
子育て・家事・仕事・介護などで時間のない大人女性の方ですね。
僕も結婚して子供がいるので、その大変さがわかってきました。
パーマをかけることで、毎日ラクにスタイリングできますよ。
なるほど。
育児・家事・仕事をするワーキングママや、両親の介護ケアをされている方たちは自分のことにかける時間がほとんどないですもんね・・・。
「キレイでいたい!」「オシャレをしたい!」と思うオンナゴコロを叶えてくれるのが『パーマ』なんですね!!
毎日ヘアアレンジをする方も、パーマをかけることでアレンジがしやすくなりますし、コテで巻くのが面倒という方にもオススメです。
また、カールは柔らかさを演出できるので、より女性らしい印象になりたい方にピッタリです。
パーマスタイルで女性らしさアップ♡
2.知られざるパーマのメリット
パーマをオススメする理由をお伝えしましたが、知る人ぞ知るパーマのメリットがあるんです!
知られざるパーマの3大メリット
メリットその1:毛先のハネ、生えグセを補える
毛先がハネるのは、実は生えグセが原因なんです。
根元からパーマをかけることで、毛先のハネや生えグセが気にならなくなります。
メリットその2:髪のボリュームアップをサポート
歳を重ねるにつれて髪が細くなるので、ボリュームダウンしてしまいがちです。
弾力のあるカールやウェーブでボリュームアップのサポートにもなりますよ。
メリットその3:ボリュームが多すぎるトップを抑えられる
「根元が浮いて困る!」という方は、パーマをかけることで根元だけボリュームダウンできます。
ボリュームダウンもできるんですね、意外です!
3.パーマのありがちな失敗パターン
パーマの知られざるメリットに続いては、パーマのありがちな失敗パターンを3つ紹介します。
どんな失敗があるのかを知っておくことで、このあとに紹介する「パーマを失敗しないために大切なポイント」がより深く理解できるようになるので、少し我慢してお付き合いくださいね。
3-1.せっかくパーマをかけたのにすぐ取れる
一つ目は、「パーマがすぐ取れる」こと。
せっかくお金と時間をかけてパーマをかけたのに、すぐに取れてしまうと、がっかりしちゃいますよね・・・。
3-2.ヘアスタイルが自宅で再現できない
二つ目は「ヘアスタイルが自宅で再現できない」という失敗。
パーマに限らず起こりうることですが、パーマ特有のこんなお悩みがあります。
・髪が広がりすぎて、顔が大きく見える
・ボサボサに見えて清潔感がない
3-3.髪の毛が傷んで見える
そして、最後の三つ目は「髪の毛が傷んで見える」こと。
例えば、こんなお悩みがあります。
・ツヤ感がなく、乾燥して見える
実際の髪のダメージはそんなになくても、傷んで見えるのはイヤですよね・・・!
4.パーマで失敗しないために大切な3つのポイント
パーマの失敗例を押さえたところで、パーマを失敗しないためのポイントを紹介します!
大きく分けて3つのポイントがあります。
4-1.カウンセリングできちんとコミュニケーションを取ろう
パーマで失敗しないための一つ目のポイントは、カウンセリングです。
例えば、「パーマをかけようと思ったら、いろんな種類があってどれを選べばいいのかよくわからない・・・」ということはありませんか?
パーマには、こんなにもたくさんの種類があります。
・コスメパーマ
・クリープパーマ
・デジタルパーマ
・エアウェーブ
・ストレートパーマ(縮毛矯正)
詳しく知りたいという方は、下記の記事を参考にしてみてください。
※参考:【パーマで失敗したくない!】美容院の店長にパーマの仕組みから頻度など失敗しない方法を聞きました!(Raku Lab)
でも、実は似合うスタイル=パーマの種類ではないんです!!
次の3つを美容師さんに伝えた上で、最適なパーマを相談しながら決めるのが大切です。
カウンセリングで伝えるべき3つのこと
1.なりたいヘアスタイルを伝える
まずは、どんなヘアスタイルにしたいのかを伝えましょう。
SNSやヘアカタログなどで希望のスタイル写真を美容師さんに見てもらうのが良いでしょう。
パーマスタイルなのか、コテやアイロンで作ったスタイリングなのか判断できないと思いいますが、「こういうスタイルを簡単にできるようにお願いしたい」という意図を伝えられればOKです!
2.あなたの髪質・お悩みを相談する
「毛先のダメージが気になる」などのお悩みに加えて、パーマ・カラー履歴も伝えましょう。
2~3年前だと忘れてしまっていることも多いと思いますが、特にブリーチやストレートパーマ(縮毛矯正)をした場合は、パーマがかかりづらいんです。
ブリーチをしている髪は、パーマがかからない・・・。
「パーマがかからなかった・・・」という方は、もしかしたら過去にブリーチやストレートパーマ(縮毛矯正)をしたことを忘れてしまっていたかもしれません!
3.スタイリングにかけられる時間・ライフスタイルを知ってもらう
パーマをかけることで、コテやアイロンでスタイルを作るより時短になりますが、中にはスタイリングにある程度時間がかかるスタイルもあります。
ですので、毎朝スタイリングがきちんとできるかどうかで、ご提案するスタイルが違ってきます。
4-2.ベースカット技術のある美容師さんを見つけよう
パーマで失敗しないための二つ目のポイントは、美容師さんの「ベースカット技術」。
実は、パーマスタイルの良し悪しを決めるのは「ベースカット技術」なんです!
なぜなら、そもそもパーマとは、カットで出せない質感やボリューム、動きを出すためのものだからです。
パーマスタイルはカールでヘアスタイルを作ると思われるかもしれませんが、実はベースカットがとても重要なんです。
ベースカットが悪い状態でパーマをかけると、あらぬところにボリュームが出たり、思うようにカールを作れなかったりと、逆に扱いづらくなりかねません。
カットのうまさ=似合うパーマスタイルにつながるというわけですね!
4-3.ヘアスタイルに応じたスタイリング方法を教えてもらおう
パーマで失敗しないための三つ目のポイントは、スタイリング方法です。
「思ったようなスタイルにならない!」と感じるのは、もしかしたらスタイリング方法が間違っている可能性があります。
腕の良い美容師さんなら、普段のお手入れやスタイリングについて教えてくれるものですが、もし教えてくれなくても、スタイリング方法を必ず聞くようにしましょう。
とはいっても「パーマのスタイリング方法なんて今さら聞けない・・・」という方のために、パーマのスタイリング方法の基本をお伝えしますね。
美容師直伝!パーマスタイルの基本的なスタイリングのポイント
①水を入れた霧吹きで寝グセを直す
②希望のスタイルに合わせたスタイリング剤を使う
ゆるふわなど軽さを出したスタイルなら・・・
・リキッド(スプレー)
・軽めのオイル
しっとりとした質感のトレンドスタイルなら・・・
・軽めのワックス
・オイル
③パーマの基本スタリングブロー方法
1.内巻き、外巻きの巻いている方向に合わせ指先でくるんとまきながらブロー
NG注意点:ぐるぐる強く巻き過ぎないこと
2.クシュっとパーマを崩さないように毛束を持ってブロー
NG注意点:強い風を髪の毛に直接あてないこと
こんな便利な付属品もあります。ドライヤーの先につけるディフューザー、風量をおさえ、風でなく熱で髪をブローします。
お使いのものと合うかチェックしてご購入下さい。
5.キレイなカールがずっと続く!パーマを長持ちさせるコツ
ここまで、パーマを失敗しないためのポイントを紹介しました。
続いては、そのパーマを長持ちさせるコツをお伝えしますね。
5-1.パーマをかけた後の2日間の過ごし方が大切だった!
そもそも、カールが髪に定着するには時間がかかるということをご存知ですか?
髪質にもよりますが、パーマをかけた後の2?3日はカールが定着するのを待ちましょう。
思い通りのカールが続くかどうかは、この数日がとっても重要なんです!
また、逆にカールの定着を待っている間に「パーマ失敗したかも・・・!?」と心配になることがあるかもしれませんが、カールが定着する前であれば、ある程度、自分で補正することもできます。
代表的なお悩みとその解決策を紹介しますね。
すぐにカールが取れる・・・定着期間のドライ方法が問題かも?
先ほどスタイリングが間違っている可能性があるとお伝えしましたが、もしかするとドライのしかたにも問題があるかもしれません!
水分が残らないよう、しっかり乾かしていますか?
水分が髪に残っていると、寝グセがついてカールがかかりづらくなります。
また、強い力で髪をとかすとカールが取れやすくなるので、気をつけてくださいね。
一番乾きにくい根元から乾かして、カールを伸ばさないように心がけてください。
夜にしっかり乾かすことで、寝グセがつきにくくなり、朝の時短にもつながりますよ。
カールがかかりすぎた!・・・定着前にしっかりと伸ばす!
必要以上にくるんくるんになってしまうと、すっごく不安になりますよね。
そんな場合でも、ドライのしかたで解決できる場合があるんです!
カールが定着する前に、しっかりと髪を伸ばすようにドライしましょう。
5-2.毎日のホームケアも忘れずに
パーマを長持ちさせるためには、日頃のヘアケアももちろん大切です。
キレイなカールを保つために、おうちで簡単にできるケアを紹介します。
パーマ用シャンプーを使う
「パーマ用のシャンプー」があるのをご存知ですか?
洗浄力がマイルドで、髪にハリコシを与え、カールが出やすくなります。
「いまいち思ったようなカールが出ない・・・」という方は使ってみる価値アリです!
アウトバストリートメントを使う
毎日お風呂上がりにアウトバストリートメントを使って、美しい髪をキープすることで、弾むようなカールが手に入ります。
パーマやカラーのほか、私たちの髪は紫外線やエアコン、ドライヤーの熱など、知らず知らずのうちにダメージを受けています。
アウトバストリートメントは、ダメージケアとして大切なんですよ。
いかがでしたか?
ここまで読んでいただけたあなたには、パーマスタイルに対する不安や疑問が解消されたのではないでしょうか?
先ほどもご紹介しましたが、パーマスタイルが似合うかどうかは、実はベースカットの技術力に大きく左右されます。
美容師版ミシュランガイドとしてヘアドレでは、信頼してパーマスタイルがお願いできる美容師さんを紹介しています。
こちらもぜひご確認くださいね!
最旬のパーマスタイルとパーマが得意なヘアサロンを探したい方はコチラ!
以上、お相手は「ヘアドレ」編集部の堀内でした!
またお会いしましょう(^^)/
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