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美容師インタビュー2017.12.20

地元の人にハイレベルなヘアデザインを。【TIARA ケンタロウさん】

みなさんこんにちは。
ヘアドレPress編集部の大迫です。

突然ですが、あなたは地元で生活していますか?
一度、進学や就職で地元を離れると、たまに帰省するくらいになってしまいがちですよね。
私も田舎から大阪に出てきて、地元に戻る機会は年に1・2回あればいいほうです。

今回お話しを聞いた、滋賀の人気サロンTIARAのケンタロウさん。
滋賀県大津市で生まれ育ち、高校卒業後すぐに、京都のサロンに修行に出たそうです。
それから15年、京都で技術を磨いたケンタロウさんは、地元で両親が営むサロンに戻りました。

今ではTIARAの店長兼、トップスタイリストとして活躍しています。
ケンタロウさんはどのような思いを抱いて、地元に戻ったのでしょうか?
そして、どのような方法で「お客さん一人ひとりにぴったりなヘアスタイル」を実現しているのか伺いました。

TIARAケンタロウさん

お客様一人ひとりの生活にあったヘアスタイルを追求

お客さんの要望を聞くとき、どんなことに気を付けていますか?

TIARAケンタロウさんインタビュー風景1

特に意識しているのは、お客様一人ひとりの立場を理解することですね。

その人が主婦なのか、学生なのか。
会社員だったら、どんな職場で働いているのか。
それぞれが置かれた状況によって、ぴったりなヘアデザインも異なります。

髪のお手入れの仕方も、どのような状況にあるかで変わってきます。
主婦といっても、小さなお子さんがいるかどうかで、お手入れにかけられる時間が違いますよね。

僕には小1と、3歳の双子の娘がいるんですよ。
子育ての大変さは、日々実感しているのでわかります(笑)

お客様のライフスタイルによって、適切なカットやカラーの仕方も変わってくるんです。例えば、髪の毛がはねると、時間に余裕がない方は困ってしまいます。
でも、特に最近の若い人は、わざとはねさせていることも多いんです。

髪をはねさせると、スタイリングに時間がかります。
その時間が負担にならなければ、髪をはねさせる少し前衛的なスタイルを提案します。
でも子育てに追われている主婦の方なら、ほとんど何もしなくてもキマる髪型のほうが喜ばれますね。

トレンドを取り入れて、一人ひとりに合ったスタイルをオーダーメイドでつくっていくんですね。

そうですね。

お客様の髪質もそれぞれ違います。
例えば癖毛が悩みのお客様に対して、ご希望に合わせてストレートにすることもありますが、髪の毛の癖はなくすより、なるべく活かすことでお手入れが楽になる場合もあります。

それに、髪の毛がはねていることで素敵なシルエットをつくることもできます。
僕は癖を生かしたショートカットも得意なんです。

お客様のご希望や髪質から、その方に合ったベストなヘアスタイルをつくりたいですね。

髪や頭皮の悩みにも応えるヘアケアマイスター

髪の毛のケアも考えてスタイルを提案しているんですね。

髪の毛や頭皮をケアするお手伝いも、美容師の大事な役割です。
ヘアスタイルを変えたいだけではなくて、髪の毛や頭皮の悩みを解決したくて美容院に来られる方も少なくありません。
そうした悩みに、美容師はプロとして正しいアドバイスをすることが必須だと思います。

髪や頭皮のコンディションは、お客様の数だけ違います。生活習慣や季節、環境なども踏まえて最適なケアプランを組み立てる必要があります。

ヘアケアマイスターとオージュアソムリエ資格
(ヘアケアの知識を証明するヘアケアマイスターに加え、日本人の髪にあわせたオーダーメイドケアシステム「オージュア」のソムリエ資格も取得)

そうした判断がしっかりできるように、4年前にヘアケアマイスターの資格を取りました。
これは髪と頭皮の深い知識を身につけられる資格です。

その成果もあって、お客様に正しいヘアケアのアドバイスと、髪の健康も考えたスタイルのご提案ができるようになったと思います。

ヘアケアの知識を生かした、ヘッドスパも受けられるそうですね。

ヘッドスパは、髪や頭皮の環境を整えるだけでなく、表情筋のリフトアップやリラクゼーション効果も期待できます。

僕のヘッドスパは、しっかり洗って少し強めのマッサージをします。
気持ちが良くて、癒し効果がありますよ。

髪の毛はあまり伸びていなくても、ヘッドスパを受けるために定期的にご予約を取られているお客様もいらっしゃいます。
ヘッドスパを予約されて「寝に来た」と言う方もいらっしゃいますね。

日常の中から、美容師の成長に役立つヒントを見つける

お客さんの理想を実現するため、サロンワーク以外でやっていることはありますか?

実用書など
(実用書や小説も美容師の視点で読み、サロンワークに生かす)

何気なくはじめた趣味でも、いつの間にか美容師の目線で取り組んでいることがよくあります。

例えば僕は数年前に釣りをはじめたんですよ。
TIARAの近くには、琵琶湖があります。

そばに日本一の湖があるのに、釣りをしたことがないのはもったいないですよね(笑)
そこでバス釣りをはじめたんですが、最初はなかなか釣れませんでした。

でも、「魚はこんな場所にいたいよな」「こんなルアーの動きをしたら食いつきたくなるな」と魚の気持ちを想像するようになると、すぐに釣れるようになったんです。
僕はサロンで、常にお客様の視点に立つことを心がけています。
たとえ魚が相手でも、自然にその習慣が現れたのだと思います。

読書をするときも、お客様との話題を探したり、語彙を増やすことを意識するようになりました。
お客様のカウンセリングをするとき、的確な質問をして、言葉の細かなニュアンスをくみ取り、わかりやすくアスタイルの提案をしなければいけません。
どれも使える語彙が少ないと、お客様がなりたいイメージから外れてしまいます。
ですから美容師にとっても、語彙を増やすことが役に立つと思います。

今、読んでいるのがまさに語彙力を鍛える本で、タイトルは『大人の語彙力ノート』。
状況沿った言葉の使い方が、たくさん載っています。
読書は実際に、お客様との話題やカウンセリングに活用できていると感じます。

マンガを読んだときもキャラクターのヘアスタイルに目がいってしまします。
面白いマンガというのは、ちゃんとキャラクターに合った髪型を描いているんです。
元気なキャラの髪にはレイヤーが入ってはねていたりしますし、おとなしいキャラは控えめな髪型になっています。
見ただけで性格まで感じられる髪型というのは、美容師としても参考になりますね。

ありふれた日常の中にも、美容師としての成長に役立つヒントが隠されている気がします。
それが見つけられるかどうかは、日ごろの心がけ次第だと思います。

15年間京都のサロンで磨いた技術を、地元の人に還元したい

ケンタロウさんのお父さんが、TIARAのオーナーなんですね。

TIARAのファミリー

そうですね。
父がオーナーで、母がマネージャー。
妻も店内でネイリストとして働いていますし、弟は支店(TIARA plus店)の店長をしています。
ここのスタッフは半分以上、家族ですね(笑)

父の影響で美容師になりたいとは思っていたのですが、実家で働くと甘えてしまいそうで、高校を出てすぐ京都の美容室に就職しました。
美容学校は通信教育で、働きながら実技や筆記の勉強をしていました。

ほとんど働くことに集中していたんですが、それが何よりも勉強になりましたね。
そこでは15年間勤めて、2015年にTIARAにやってきました。

京都で自分の店を持つことも考えました。
でも生まれ育った地元で、美容師としてお客様を喜ばせたいと思ったんです。
それに、滋賀に住んでいるのに京都や大阪のサロンに通っているという声を聞くことがあります。

わざわざ遠くまで行かなくても、地元で一流のヘアデザインが実現できるということを証明したかったんです。
そしてキレイで前向きな女性や、カッコいい男性を増やしていきたいと思いました。

技術を身につける過程で、特に気を付けていたことは何ですか?

美容師1年目のケンタロウさん(美容師1年目でチャレンジした三都杯ウィッグ部門)


(2008年三都杯デザイナーズ部門 優秀賞を受賞)

競争する環境に身を置くということです。

僕は京都で「コアクラブ」という、8つほどの関西のサロンが集まる団体に参加していたんです。
そこではサロンの若手同士が、「三都杯」という関西でトップクラスのコンテストに参加したり、カットモデルのフォト作品を見せ合ったりして、腕を競い合っていました。

それがすごく刺激になりましたね。

ライバルたちと切磋琢磨することで、コンテストの順位も毎年、徐々に上がっていきました。
そして働きはじめて6年目に、「三都杯」でデザイナーズ部門で優秀賞をいただくことができました。

スタッフと思いを共有し、お客様の満足をさらに追及

サロンワーク中のケンタロウさん

コンテストでは事前に、どんなヘアスタイルにするか入念に考え、準備をして、会場で技術を披露します。
もちろんその過程で技術を磨き、新しいヘアスタイルを発想する力は鍛えられます。

ですがサロンでは、お客様一人ひとりに合った髪型を、その場で創造しなければいけません。
即興で持てる技術を組み合わせ、自由に使いこなせてこそ、お客様に満足していただけるんです。
ですから、コンテストの先に、さらに上のサロンワークがあると思っています。

現在はTIARAの店長ということですが、今後、どんな展望を描いていますか?

ケンタロウさんインタビュー風景②

今後は、スタッフの育成にも力を入れていきたいと思っています。
具体的には、若いスタッフとともに、三都杯などのコンテストに出場することを考えています。

そうすれば、僕が京都で鍛えられたような、美容師同士が切磋琢磨する環境がつくれると思います。
同じ目標に向かって進むことで、技術を高めることはもちろん、先ほど僕がお話しした、「お客様一人ひとりに合わせたスタイルを創造する」という考えを今以上に共有できるはずです。

そしてスタッフ全員で、お客様がさらに満足できるサロンをつくり上げていきたいですね。

地元の滋賀で、お客さんそれぞれの、「なりたいイメージ」を追求し続けるケンタロウさん。これからは、店長としてもさらに高みを目指し、よりお客さんが満足できるサロンをつくってくれるでしょう。
男性のショートカットも得意ということなので、私も髪が伸びたら、自分にぴったりな髪型にしてもらいたいと思いました。

ここで紹介した内容以外にも、HairDreの紹介ページでは最近の活動風景やメニュー内容なども確認できます。
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